雑誌

雑誌が好きで本屋に行っては結構な頻度で雑誌を買ってる。
最近は面白い雑誌と出会う頻度が減っていて、景気が悪いってのはこういう事だと認識している。

今日は部屋の掃除をしていて、雑誌を整理してたら、好きな雑誌の創刊号が出てきたので前書きを引用しとく。
時々疲れたらこの前書きを読み返してる。
残念ながらこの雑誌が2号までしか出なかったと思う。残念。
ちなみに編集者の桜井一貴さんはRelax編集したりいろいろ活躍してるみたい。

ココ
まず、ビデオ・カメラのスイッチを入れる。モニターは部屋のテレビ。
ファインダーに映るのは、いつもと変わらない、狭いながらも物だけは多い部屋。
もちろんテレビにも、それが映し出されている。部屋に居ながらの部屋の中継だ。
何やってるんだろうと思い、突然、カメラをテレビに向けてみる。「何だこれは!」
矢のように向かってくる点と線。しかも凄いスピード。宇宙の彼方に突き進んで行く感覚。
上昇していく気持ち。スパーク!えーと、これは、ビデオ・カメラで撮っているから、最初はビデオ・カメラで撮ったもので、
でもモニターの画像が、だけども連続しているし、動くし・・・。問題が複雑化した為、モニターを
テレビ番組にチェンジ。VTR中心のつまらないバラエティー番組が映し出された。行政とも思えるキャスティングだ。
この人 達は大丈夫なのだろうか。やっぱり大変なのか。リストラの嵐で、
忙しい人と暇な人の二極化が進む現在。例えば、音楽業界。相次ぐレーベルの解散、会社の合併。
ミュージシャンのリストラ。結果、作品の低下、ユーザーの低下を呼んでいる。
”カッコイイ”とか”やりたいこと”なんて死語でいいと考えてしまう。
やはり、原因を追及する事よりも、その現象や状況を、どうするか。
つまり、楽しむ事が重要なのだろうかと思う。そして、またチャンネル・チェンジ。
ある歌声を聴いた。スパークする音楽。それは心に閃光を与え、活気を呼び起こしてくれるものだった。そう、スパークは音楽だけじゃない。
爆発するクリエイター、マーケティングを無視して好きな世界を突き進むファッション・ブランド、
少子化の中、物凄い企画力で勝負するオモチャ・メーカーなど、まだまだある。
そんな頼もし過ぎる人達に会いたくて、そしてスパークしたくて、この雑誌を始めます。
きっと、みんなのその体内にも、スパークの火種はあります。それは生気だし、何よりも活力の元だから。
何かと疲れる世の中ですが、諦めちゃったり、癒されっぱなしになって、あっち側に行っちゃわないでください。
きっと楽しい、こっち側のイン・コースを走り続けますので、 おつき合いよろしくお願いします。絶対平気!未来はある。


編集人 桜井一貴 IN Spark 創刊号


僕もいろんな事に負けてられないです。