なんとなく仕事をしなきゃいけない理由

ちょっと仕事について自分なりにポジティブに考えてみようと思う。


いつもここにも書いてるけど、せっかちで明日の事を人より考えていなくておまけにだらしないので、取引先の人に請求書が遅れて心配されたり、時々怒られたりする。世の中からすると若干、不要寄りには位置していると思いますが、毎日大変申し訳ない気持ちになります。


無職にも才能がいる話で共通することが、何にでも才能はいるので鉛筆で円書くのも才能(センス)がいる。時々、
「薬物やるのにも才能がいるので、誰でも薬物中毒にはなれないね。」
みたいな話をするので明日からニートになれって言われても確実にできないと思うし、麻雀が好きだけど、毎日麻雀打てない。


仕事って、精神を切り詰めるのがデフォのところがあって給料の8割ぐらいは何かに耐えた報酬ぐらいに思ってる。ラッパーがスキルで換金するとか歌ってると見てると人間自信って大切だと思う(実際換金出来てる奴少ないだろ)。僕のスキルが換金されたとか思ったことない。それよりも一緒に働いてる人に、こんなダメな僕たちに仕事をくださるお取引先に申し訳ないのでがんばろうみたいな話をよくしてる気がする。決してお客様の奴隷になると意味ではない。奴隷デフォの会社なら明日から何もしない。


とにかく自虐的な話はさておき、実際のところ一番大きいのはだらしない自分を何かに適用させるためのものぐらいに思っていて、仕事すると何か新しい知識(経験ではない)が入手できるので仕事してる気がする。明日テキサスホールデムで数億当てて今の仕事辞めたとしても、中華料理屋で餃子焼いたりしてる。たぶん餃子の皮のちょっとした秘密とか教えてもらって興奮してると思う。きっと僕はカテゴライズとしてはビジネスマンなんだと思うけど、最低の部類に入る発言じゃないかと思う。


最近業務用家具の会社とお仕事していろいろ家具の事を教えてもらったし、他の会社に自然食品のことを教えてもらって面白かったし、お金を貸す会社の人に闇金の影響で貸金業の資格取得の大変さを教えてもらった。家でごろごろしてたら知り得なかった事なのでなかなかに趣がある。受動的なので仕事がないと自分がダメになるような気がする。人から見たらつまらない事かもしれないけど、なんとなくなにかの収集欲が満たされる気がする。前に麻雀漫画で主人公が自分以外の弱い3人を見下している訳ではなく、「彼等はみな優秀な教師だ」って言ってたのがすごくわかる。この感覚に近い。仕事を通じて社会に教わるって最近やっと理解できそうな気がしてきた。強迫観念って気もするしそれを病と言うなら仕方がないけど、こんな感じで社会と関わるためのリハビリなのでなるべく楽しく仕事できるようにだけ毎日考えてる。楽しくなるなら悪魔に魂売ってもいい。


別にニートがだめだとか誰が一番正しいって話ではなくて、自分はそうやってるだけだの違い程度だと思う。
誰が一番正しいとか言ってる奴が一番間違ってるのは世の常だ。