真面目なやつらが正論振りかざしてつまらなくしてる

憶測とか偏見とか無責任なこと言ってるとは思うけど、こういうこと言う人が出てこないのが不思議なので書こうと思う。今回は少し口が悪いかも。


新国立競技場が盛り上がってるけど、僕はぜひ建築して欲しい側の一人です。だってザハ・ハディドが設計した建物なんだよ。彼女については俺より詳しい人がいるので、ネットで検索してもらえばいいです。サッカーで例えるとレアルマドリーとかバルセロナのトップ選手レベル。細かい説明は省くけど彼女は偉大な建築家で、少し前までは彼女のデザインが当時の技術では実現できないからコンペに通っても建てる事ができなくて「アンビルトの女王」とまで言われるぐらいのすごい人で、そんなに建てたことないのに建築界のノーベル賞とまで言われてる「プリツカー賞」を受賞したりのナカナカの大物です。僕は建築が好きなのでザハ・ハディドが新国立競技場のコンペ通った時にガッツポーズするぐらいうれしかったです。


最近、予算の問題で大もめじゃないですか?気持ちはすごくわかります。みんなの税金だし無駄を省きたいってのもわかる。
でも、建てたら何十年も残る建築物だし、彼女が設計した競技場でオリンピックとかスポーツできるとか最高じゃないですか?。税金とはいえすばらしいスタジアムができればずーっと文化的に潤うと思うんだけどみんな予算予算ってなんかすごくつまらない議論をしてて俺より頭良い奴らが集まっててバカなのかなって思います。


今年(平成27年)の国の原子力の予算が573億円らしいです(僕の知らない予算が他にもあるとは思うけど)。原子力に対して費用が掛かるのは(渋々かも知れないけど)納得して税金の使い道に対して文句言わないのに、かっこいいスタジアムに金がかかるのは反対ってレベル低くないですか?日本のロイヤルファミリーの維持費(200億)だって相当だけど、ロイヤルファミリーが僕たちの少し税金の積み重ねで支える事ができるのと一緒で、僕らがちょっと税金負担すれば少し文化的なレベルが上がるかもしれないのに誰もそういう事いう人がいないのが本当に不思議だ。公共の建築物だからこそ、それが実現できるチャンスなのに。公共の価値ってそこだと思うんだけど。


死ぬほど好きなバンドが最初で最後の日本公演でチケットがぶっ高くても観に行くのも、今回の件も僕の中では全く差がない。金掛けてでも良くなるっていうか潤うなら払いたい。会社で良いシステム作りたいのに予算けちってクソみたいなシステム作ってみんなが落胆する場面って何度も見たけど、それと一緒だよ。わかってる奴らのスノッブな感じもクソだけど、わかってない奴らの議論って反吐が出るよ。余談だけど、今度のスタジアムを女性器に例えてふざけてるバカは自分の知性とか知識がないってさらけ出してるだけにしか見えない。某社の上級執行役員facebookでこんな事言ってて恥ずかしくないのかな。俺が部下なら付き合いしたくない。


これからも無知なやつらがつまらない正論振りかざしてればいいし、そういう奴らが知的水準高めでどや顔しながら、

「東京のアートのレベルが諸外国云々...」

って言い出したら罵倒しようと思います。