PG(プログラマ)のためのボルダリングのススメ

最近ボルダリングを始めました。
これが目茶苦茶面白く、運動音痴の僕でもハマる面白さで、会う人会う人に啓蒙活動を行っているが、結構な感じでみんなが食いついてくれて周りでボルダリング人口が増えたり、長い人生でこんなにスポーツに目覚めたことはなく、また、ボルダリングの面白さはPGの面白さと似ている気がします。
(ちなみにうちの会社のPGもハマッています。)


そもそもボルダリングとは簡単に言うと、インドアで壁に取り付けられた人口の岩を登る"だけ"のスポーツです。ただ壁を登るだけですが、なかなかに奥が深いです。
(修正:アウトドアで岩に登ったりもします。)


タイトル通り、自分も含めた運動不足のPGにオススメしたい理由は、


1.団体競技と違って自分が足を引っ張ることがない。
僕は観るのは好きですが、運動音痴なので野球とかサッカーとかやるのは周りの足を引っ張るのでそんなに好きではありません。
要は個人競技なので、自分のペースで進めることができ、友達に気を遣う必要がありません。自分の出来る範囲でゆっくりやればいいです。
なんか運動神経があればいいけど、無くても全然問題ないのが良いし、性別による有利不利もそんなにないです。



プログラムを書くときに自分のペースで何度も手を動かせば技術が身につくのと同じです。


2.ロジカルなスポーツ。
僕が通うジムの宣伝文句は
"登るパズル"
ですが、運動神経とか筋肉だけでは解決できず、頭を使います。
登り方、岩のつかみ方、バランスの取り方などなど、基本的なテクニックが数多く存在します。
例えば同じ岩に右足、左足を置き換えただけで登りやすくなったり、ちょっとしたことで楽に登れたりします。


先日、知人のPGが登る時に、
「for文でグルグル力業で回すのではなく、テクニックとしてイテレータを使う感じ。」
と伝えたら上手く伝わりました。


オライリーの本を読んでちょっとしたコードを実践し、その後の生産性が高くなるのと同じです。


3.達成感がすごい。
1つのコースは登るのに3分かかりません。
ですが、なかなか解けない壁をクリアした時に、脳内麻薬がドバドバ出るのが分かります。
ボルダリングは他のスポーツと比較して脳内麻薬が出やすい気がします。
僕はボタンを押すと脳みそに付いた電極で脳を刺激し気持ちよくなる猿と同じく、脳内麻薬を出して遊んでいますが、Mっぽい人には向いてると思います。


1日掛かってコード書いてた時の達成感がより短いサイクルでやってきます。


4.コストパフォーマンスが高い
たいていのジムでは入会金数千円と1回1,000円〜1,500円ぐらいで運動できます。
週2で通った場合、1万円以下ですが、それよりもすばらしいのが、他にこれといって道具を必要としません。

必要なもの一覧

  1. 靴 (レンタル可能です)
  2. 動きやすい上下 (僕はユニクロのドライの上下)

ぐらいで他に必要なものは合計3,000円以下で揃い誰でも参加できます。
自転車の様に何十万円もかからないのが素敵です。


コンソールがあればサーバで1日遊べるのと同じです。


5.肉体改造っぷりが笑えます。
ボルダリングジムに通い出した時に、スタッフの方から、


「だまされたと思って、週2で1ヶ月通ってみてください。確実に体つきが変わります。」


と言われたので、セールストークですよね?って笑ってたら、2週間で体つきが変わりました。
まだ2ヶ月ですが、体重も約8~10kg減で、筋肉の増加が誰の目に見てもわかるし、腕とか胸板とかわかりやすく太くなり、体が逆三角になりました。楽しく遊んでたらこんなに肉体改造できるのも楽しいし、このままではグラップラー刃牙のオーガ(刃牙の親父)の背中になるのも時間の問題です。


久しぶりに会った友達には、
「コラージュみたいな体になってて別人。」
とまで言われる始末です。


ちなみに始めた時と今ではこんなに体型が変わりました。
(左・2ヶ月前 右・現在)

※ 注意! 初日だけは筋肉痛で握力が大変な事になり、僕は次の日MacBookProを片手で持てなくなりました。


もう一つ大きな要素としては、肩に筋肉が付いているのが影響していると思うのですが、何年も悩まされた肩こりが最近は全然気にならなくなりました。


そんな感じでボルダリングの面白さとPGの面白さは極めて似ている気がするので、運動不足のPGのみんなには(PGに限らず)オススメなので、僕もまだまだ初心者ですが、初級レベルなら僕にでも教える事ができるので気になる人はtwitterなりskype(tmura_)なりで声を掛けてください。