没落システム

このエントリを読んで思い出した事。元エントリはいい話になってるけど、こっちは微妙。


僕は他のギャンブルはやらないけど、麻雀は好きなので、時々近所の大富豪と血液を賭けたり、高レートの麻雀で西武ライオンズピッチャー時代には痛い目にあったり、歌舞伎町の一件では4ヶ月活動を自粛した
あと、僕はイケメンなので妻夫木聡に似ている。


桜井章一が、飲む・打つ・買うの中でも、飲むと買うは年を取れば体力が無くなるので出来なくなるが、打つだけは年齢関係ないので、タチが悪いと何かで読んだ。


ここからがリアルに残念な話。
田舎の知り合いで2人ギャンブルで人生がダメになった人を知っている。


一人は野球賭博、麻雀は高レートまで手を出し、嫁と子供と会社と持ち家があったけど、全部を失った。
実家では姉は精神に変調をきたし、お母さんは体調を崩した。
本人はヤクザに取り上げられた自分の会社で仕事をし、ヤクザの使いっ走りの様な生活をしている。
共通の知人から聞いた話だと、ヤクザのパーティでたばこの火をつけたり大忙しだったようだ。


もう一人はバカラにはまって、親からいつかは貰える一等地にあった店と実家、親戚の家まで無くなった。
親の店を手伝ってたので、店の売り上げを持ってそのまま裏カジノに直行してた。
裏カジノなんてどこにでもあって、この間友達と渋谷を歩いていたら教えてもらった。
その後、そんな感じなので、地元から逃げ、東京の知り合いの店で働いていたが、そこも逃げたので、次に捕まったらどこかの海に浮かぶか、埋められると思う。


普通に主婦がパチンコ打っても、金が無くなれば消費者金融で金を借りる止まりで、家や店や会社が無くなるレベルまではなかなか到達しない。
じゃ、どうして上の2人はこうなったかというと、裏のギャンブルには必ず賭場とセットで金貸しがいる。
もちろん法廷利息で貸すわけもないので、審査もクソもないので高い利息で思いっきり貸してもらうことができる。
ギャンブルで負けた金がギャンブルで取り戻せる訳もないので、とんでもないことになる。
JRAで馬券を購入すれば、手持ちの分しか馬券が買えないがノミ屋で買うと、集金日は先なので、思いっきり遊べる。


やらない人には分からない話だけど、確かに麻雀の場合はリーチをかけて一発でツモったりするとゾクッとする。寒気や風邪ではない。
上の2人はレートが高くなり、より一層この快感が高くなったのだと思う。正直ちょっとわかる。
僕はOLの1ヶ月の給料がなくなることは無いけど、そのぐらいの勢いで負けそうになった時には、熱くなる前には申し訳ないけど2人を思い出す。


お金から来るプレッシャーは相当な物で一時期借金が多い時には頭がおかしくなるかと思った。
YAHOOニュースで社会人が消費者金融で100万円を超えると破産のリスクが高くなるって書いてあって、その通りだと思った。
それ以来、小心者なので借金を0にし、現金で生活をしている。
マイルの魅力にカードを作成したくなるが、カードが必要な場合はVISAデビットを作成した。


で、2人に共通する大きな特徴はどちらとも頭の回転が速くて人の話を聞かないタイプだった。
大体人の話を聞き入れないタイプの人は没落する様だ。


これが全部作り話であればいいけど、
みんながわかってないと思うので分からない残念な人の為に丁寧に説明しておくが、
僕が血液を掛けて麻雀をした事と、西武ライオンズのピッチャーだった事は嘘だ。
それ以外は全部本当の話で、2人の内1人は幼なじみで、2人とも同じ金貸しから金を借りている。


全部嘘なら良いのに。もちろん妻夫木聡似だけ残して。